コラム Column

選択理論を探求する 家庭やビジネスなど、様々な分野での選択理論の活用を探ります

仕事で良い流れを創り出すためには

ビジネス 2015/05/07

組織で仕事をする以上、なかなか自分の思うようにいかず、問題に直面することも多くあります。
順調に進めていた企画が、社内の色々な部署の状況に振り回されてしまったり、
状況が変わり、進めていた仕事が白紙になってしまったり…。
そんな苦い経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

「なんで自分だけ…」と感じてしまうような
悪い流れを感じる気分の時は、どうすればよいのでしょうか?
選択理論心理学によると、
こういった落ち込んだ気持ちや悪い気分も自分自身が「選択」しているものであり、
自分自身がコントロールできるものと、コントロールしにくいものを明確に区別していくことが
ビジネス現場においても効果的です

 

ちなみに、下記の項目でコントロールできる(変えることができる)ものと、
コントロールしにくい(変えにくい)ものを分けるとどのようになるでしょうか?

□自分の表情や言動    □他人の表情や言動
□明日の予定 □残りの営業日数
□付き合う人 □自分の上司
□使う交通手段 □時間に遅れているバス


おそらく左側にすべてチェックが入ったはずです。

 

仕事の成果は、景気や為替といった外部要因に左右される場合があるかもしれませんし、
職場でも、はじめから上司と良い人間関係が築けるとは限りません。
「自分と未来は変えられる。他人と過去は変えられない」という言葉があるように、
仕事においては、多くの人と協力して業務を遂行し、成果を出していく必要がありますが、
必ずしもすべての条件が自分のコントロール下にあるわけではなく、
コントロールしにくいことにイライラしたり葛藤を覚えても、気分が落ち込むだけで、
何か良いことが起こるわけではありません。
同じ仕事に従事するのであれば、気分よく生きていたいものですし、
あなたが前向きであるほうが、周りの人にもポジティブな影響があるでしょう。

 

仕事で悪い流れを感じた時や問題に直面した場合には、「この選択は役に立っているだろうか、
もっと良いことを選択することはできるだろうか」と自問し、
コントロールできるものに対してより良い結果を創り出すための選択を考え、
成果や良い人間関係につなげていこうと意識してみるとよいかもしれません。

 

 

*『ビジネス選択理論能力検定 3級テキスト
 P47:全行動をビジネス分野で適用していくためには

コラム一覧へ戻る

用語紹介

知覚された世界

知覚された世界とは、知識のフィルターと価値のフィルターを通して、私たちが現実世界を解釈したものである。
私たちが「現実世界」を話す時、それはすべてそれぞれの「知覚された世界」を話しているに過ぎない。

一覧を見る