コラム Column

選択理論を探求する 家庭やビジネスなど、様々な分野での選択理論の活用を探ります

自分の言葉や態度に後悔しないためにすべき、たった1つの質問

その他 2014/12/09

“なんであんなこと言ってしまったんだろう…” 

“なんであんな態度をとってしまったんだろう…”

本当の想いは違うところにあるはずなのに、

誰しもコントロールできなかった自分の言葉や行動に対して、後悔したことがあると思います。

 

家族や友人、恋人など自分の想いをそのまま相手にぶつけてしまったり、

なぜだか分からないけれどぞんざいな態度をとってしまったりと、

相手を傷つけてしまった後悔が後から自分に迫ってくる、

そんな経験をお持ちの方も多いことでしょう。

しかし、こみ上がる感情や出てくる言葉・態度をセーブしたりコントロールすることはなかなか難しいもの。それでも、できるだけそういった後悔や痛い思いはしたくないものです。

 

では、どうすれば冒頭で挙げたような後悔をなくすことができるのでしょうか。

その鍵はたった1つの自分への質問にありました。

 

『その行動は、相手との距離を近づけるものだろうか?』

 

恋人とのケンカの最中、子供が言うことを聞かないとき、職場で意見がぶつかったとき、

そんな自分の口から棘のある言葉が出そうになったときに、ふとこの言葉が思い浮かぶと、

相手との関係にヒビが入らないような言葉や態度で自分の想いを届けることができるでしょう。

ぜひ、頭の片隅にこの自分への質問を入れておいてくださいね。

 

『その行動は、相手との距離を近づけるものだろうか?』

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用語紹介

ウィリアム・グラッサー
医学博士1925年米国オハイオ州生まれ、ウエスタン・リザーブ大学医学部で博士号修得。精神医療の新しいアプローチ『リアリティセラピー』で広く影響を与えると共に、精神科医として幅広く活動。公教育に関心を持ち、教育で上質を追求する改革を試み、『クオリティ・スクール』を著した。...
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