コラム Column

選択理論を探求する 家庭やビジネスなど、様々な分野での選択理論の活用を探ります

話を聞いてくれない夫への関わり

家庭 2015/02/05

平日は仕事で夜が遅く、帰ってきてもテレビにびったりで、休日はゴロゴロしてばかり。
子供のことや家庭のことを話してみてもうわの空で聞いているのかいないのか….。
そんな夫に対して、“なんで私の話をちゃんと聞いてくれないの…!?”と
不満を持ったことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

では、話をなかなか聞いてくれない夫に対してどのような態度で関わればよいのでしょうか?
ここでは、あなたの「話を聞いてもらいたい。もっと自分や家庭のことに関心をもってもらいたい」という願望があります。そして、その願望を満たしてくれない夫に対して、不満・フラストレーションを感じている状態だといえるでしょう。

選択理論心理学によると、自分の上質世界(願望)が満たされないときの対処法として、
3つの方法を挙げています。

(1)見方を変える
(2)自分の求めているものを変える
(3)自分のしていることを変える

まず、(1)の「見方を変える」とは、
「話を聞いてくれない夫」と思っている夫に対して、
「仕事が大変なのかもしれない」とか
「何か自分に聞いてもらいたいことがあるかもしれない」
という見方ができるかもしれません。

(2)の「自分の求めているものを変える」とは、
「話を聞いてもらう自分」を求めるのではなく、
「会話を楽しむ夫婦の姿」を求めてみると行動が変わってくるのかもしれません。

(3)の「自分のしていることを変える」とは、
話を聞いてくれない夫に対して小言を言うのを止めて、
様々なことに対して相談として話を投げかけてみると、
考えていたことや感じていることを話してくれるかもしれません。

これらの3つの対処法の根底には、
選択理論心理学の基本的な考え方である「他人と過去は変えられない」という考え方があります。
「話を聞いてくれない夫」を変えようとするのではなく、
自分が求めている状態、つまりは「温かいコミュニケーションがある家庭」を実現するために、
自分にできることは何かを考えてみることから始めてみるとよいかもしれません。

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用語紹介

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